企業も労働者も安心して副業を行うことができるようルールを明確化するため、令和2年9月に厚生労働省が副業・兼業ガイドラインを改定しました。内容について解説します。
★年金事務所調査の更なる厳格化について
数年来、社会保険未加入事業所に対する年金事務所調査が行われていますが、さらに年金事務所の立入検査権限を強化する動きが出ています。
★自律型人材育成の落とし穴
コロナ渦の中、テレワークなど自由な働き方が許容されてきた一方で、自律的に仕事を進めてくれる「自律型社員」が求められています。自律型の人材育成の注意点について取り上げます。
★早く正しく決める技術(日本実業出版社)
60歳を超えて生命保険会社をゼロから創業した筆者が重要視する「決断力」。以前は「考えずに、何もしないこと」が評価された時代があったと筆者は述べていますが、今は迅速に決断することが正当に評価されるようになったと書かれています。これからの時代に必要な「決断力」について学んでいきましょう。
★名刺の連絡先に広告宣伝のメール等を送ってもよいか?など Q&Aで見解が示される
個人情報保護員会から『「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」及び「個人データの漏えい等の事案が発生した場合等の対応について」に関するQ&A』を更新したとのお知らせがありました。
★令和2年度の地域別最低賃金の改定状況 正式に決定!
令和2年度の地域別最低賃金が正式に決定されました。発効年月日とともに、地域別最低賃金の額をご確認ください。
★副業の制限基準検討チェックシート
自社で「副業を制限するルール」を決めるとき、どのような内容を盛り込めばよいかについて、参考になる情報を書き出してみましょう。
《ポイント》
1.情報漏洩して困るのはどんな情報でしょうか
2.働きすぎにより疲れた場合、どんなミスが想定されますか
3.競合他社での副業を認めた場合、どんなことが起こりますか
4.個人運営のネットショップによる副業を解禁すると、どんなことが起こりますか
→「実際に副業をさせたら?」ということを考えて、自社に起こりうる問題を検討してみて下さい。
5.どんな副業なら歓迎したいですか
6.社員の副業によって得られるであろう情報やノウハウとしてどんなものが考えられますか
→副業が自社に対してどのようなシナジー効果があるか、検討してみて下さい。
7.金融取引(株、FXなど)を社員がすることを許容しますか
8.不動産賃貸業(サラリーマン大家)を社員がすることを許容しますか
→副業の中で最も多くみられる典型的な2大副業について、想定してみる問題です。