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《2201》短いは正義

単行本:216ページ
出 版:ダイヤモンド社
価 格:1,540円(税込)

はじめに

読まれない、響かない、伝わらない、通らない……そんなプレゼンや資料を一変させるために必要な技術が詰まった一冊をご紹介します。リモートワークが活発になっているいま、1メッセージで相手の心を動かすワザは必須といえるでしょう。

 

「一文60文字以内」という境界線

本書で目指すのは、ただ1つ。
短く書く技術を身につける。
それだけです。

私たちの身のまわりには、読むのが煩わしく感じる文章が意外と多いものです。それは全て、ダラダラとした長文が理由だと筆者は述べています。上述の引用は本書冒頭に記されたものであり、その技術の1つとして最も明快なものが「一文60文字以内」におさめるというものです。

文章を書いて意図を伝えるというスキルの重要性は言うまでもなく、多くの人が理解していることでしょう。ことさら、今はコロナ禍の影響でリモートワークが増え、口頭で済ませていた用件も文章での伝達に置き換わっています。短い文章で簡潔に伝えるスキルは、今こそ誰もが身につけるべきということです。

 

ワンセンテンス・ワンメッセージ

語りたいメッセージは一文につき1つまで。このルールを意識するだけで、スッキリとした文章を作ることができます。伝えたいことが多すぎると、長文になりやすいものです。どれだけ要素が多くても、ワンセンテンスには1つまで、というルールを徹底的に意識しましょう。文章の巧拙は後から身につければ良いのです。まずは、とにかくたるんだ文章の軽量化を図りましょう。

 

「ていねい」すぎると鬱陶しい

本書内では「余計な言葉を削る」ということに着目して解説している章があります。その中で、余計な言葉の代表的なものとして挙げられているのが「ていねいすぎる言葉」です。

新サービスは、これまでにない機能を付けさせていただき、クライアント様の売上アップにさらに貢献させていただきます。ご連絡をいただければ、すぐにご説明にお伺いいたしますので、ご検討いただけますと幸いでございます。

こちらの例文を例に、筆者は「ていねい沼」という表現をしています。もちろん、相手に失礼がないように配慮するということは欠かせません。しかし、だかといってあまりに過剰な「ていねいさ」は、かえって相手に悪い印象を与えてしまうのです。

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添削をしたこちらの文章。イメージはいかがでしょうか。内容は変えず、伝えたいことを簡潔にまとめ、煩わしさもほぼなくなっています。形式的な業務メールなどは「ていねい沼」に陥りやすく、余計な言葉を詰め込んでしまいがちです。日々、自分が書いているあらゆる文章をぜひ一度、見返してみてください。一文60文字以内におさめられているか。一文のうちに複数のメッセージを詰め込んでいないか。過剰なていねいさによって読みにくくなっていないか。

これからの時代、短く書くだけで周りと差をつけることができるでしょう。洗練された文章の書き方を身につけたい方に、非常におすすめの一冊です。

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